あったかい
先日会社の中国人の同僚と、そのご両親と一緒に食事(外食)をしました。
お会いするのは初めてだったのですが、私は少し緊張しながら同僚と2人で彼の両親を店の前で待っていました。
両親到着。
私:
「こんにちわ、はじめまして。私はkickupです。よろしくお願いします。」(中国語)
彼の両親「・・・」(目も合わせない&超警戒しているのが伝わってくる)
...えぇー!?
これはヤバい。
これから食事、少なくともあと2時間はこんな雰囲気を引きずるのか!?
記事を書いている今、冷静に考えるとその彼の両親の対応には色々と理由があったと思います。
まず第一に
私の中国語が下手。前述の言葉は何回か言って他の人には伝わっているので、問題なかったとは思うのですが、、、、
次に情報
私が帰る時彼から
「今日両親と食事だけど一緒に行こうよ」
と突然誘われたので、彼も事前に私のことについてはそれほど御両親にお伝えしていなかったと
そして文化
中国では家族や友人はとても大事にします。
元彼、元彼女ですらまだ縁が続いているかのように暖かく接するそうです。
それは中国で生活していて本当に肌で感じることなのですが、
その代わりに他人に関してはそれほど重要に考えていない、
と言うと言葉が悪いですが、日本人ほど
「あっ、どーも、宜しくお願いします」
のような礼儀で対応することはないと思います。
まず第一に警戒されます。
この人は誰だ??何をやってる人だ??、と。
それに加え私は日本人ですから、今のお父さんお母さんの年代(50〜60代)ではあまり日本をよく思っていない方もいるかもしれません。
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しかし私と同僚の彼は普通に仲がいいので
食事中私と彼が話をしているのを見て安心していただけたのか
お父さんからお酒をついで頂きました。
そして帰る頃には
「困ったことがあったら何でも言ってくれよ。お前も私たちの子供だと思ってるぞ。」
とお父さんに言って頂きました。
安心と同時にちょっと感動。。。
日本では、赤の他人とこのような心が通じる場面は本当に少ないと思います。(私だけ?)
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中国ではこのような心が温かくなる出会いを本当に多くさせて頂きました。
深圳は本当にゴキブリが多く出るのですが、
食事の後一緒に殺虫剤まで探してくれました。
日本人が忘れている心の触れ合いが、ここ中国にはあると思います。
人付き合いってなんか面倒臭いな、とか
余計なことは考えない人たちだと思います。
心がほかほかと温かくなった一日でした